今回は前回からの続きで業務的な事で2023年を振り返っていきます。
明日から仕事始めなので、気を引き締める意味も込めて。
2023年中に事務所へ行かなかった日は多分合計で10日前後くらいじゃないかと思います。
正確に数えようと思えば数えられますけど、あまり意味も無いですし。
よく「ずっと仕事してるな」って言われるのですが、本当にずっと仕事してました。
要因としては、
(1)クライアントが増えた
⇒ほぼ毎月新規案件の申告等があった
(2)事務所の体制の問題
⇒(1)に耐えうる体制が結構ギリギリだった
(3)自分のさじ加減の問題
⇒「ちゃんとやりたい」思いが強すぎた
(4)複雑な案件があった
⇒全ての税目でありましたが、終わってみれば成長できたなと思っています
が挙げられます。
(4)はまぁ、コントロール不能ですし、蓋を開ければみたいなところもありますので...。
(1)に関しては、開業以来増え続けていますのでありがたい限りです。
元々独立志向は無く、開業するのも成り行きではありましたし、1件1件の仕事がちゃんとできれば良いとだけ思っていました。今でもその気持ちは変わりません。
ただ、色々お声がけいただけるのは素直に嬉しいです。
ちゃんとした仕事を提供できていれば色々な方が営業マンになってくれるのだと実感しています。
新規案件を断っている訳では全然無いのですが、中途半端な関わり方はしたくないので、今後もケースバイケースで対応していきたいと思っています。
(2)に関しては、永遠の課題のような気がします。
ヒトの問題はどこでも抱えているのではないでしょうか。
クライアントの方と話をする際、結構な確率でこの話になります。
税理士事務所の目線で言うと、人材不足が叫ばれるなか、会計や税務の専門的知識(税理士を目指してなくても全然良いレベル)をある程度持ち、かつ、人当たりが良いというような方は今も、 これから先は更に「(特に地方では)ほぼいないんじゃないの?」と思っています。(特に私は知識よりもハートを重要視しています。)
じゃあ、どうするの?って話ですが、それが分かっていれば苦労はしません。
幸い、今いるメンバーはそういう観点からは非常に良いですし、伸びしろもあると思っています。
システムに関しては、HPの「導入システム」の項目に記載しているものを導入しています。
それぞれクライアントに合ったものを上手く組み合わせて業務の効率化を図りたいと思っています。
現実としてはまだこれからといったところでしょうか。
こちらのエゴにならないように気をつけながら、根気よくクライアントの方々にもメリットを伝えてい きたいです。
(3)に関しては、これはもう私の性格の問題ですが、いい加減よりは良いと思っているので、過剰にならないように気をつけていきたいと思っています。
ここまで記載してきましたが、これらのバランスが非常に難しい。 このバランスを上手く取れなかった事が、冒頭の要因だと考えています。
(1)はとても良い事の反面、初めての案件は非常に気を使います。
情報がまだ少ないからです。
自分でも良く分かっていないので、業務の割り振りも難しい。
元々(3)が強い結果、既存案件と新規案件両方に注力するあまり、(2)が疎かになってしまいまし た。
前回お話したように自分のメンタル的にはすごく改善されたので、昨年後半にかけてはこのバランスを意識して改善していくようにはなりました。(まだまだですが...)
2024年はこの反省を活かして前に進んでいきます。
プレイヤーだのマネージャーだのそれっぽい横文字並べて「こうあるべき」なんて定義するつもり なんてありません。
自分と今のグループに合ったバランスを見つけたいと思います。