7/12(水)に愛媛県歴史文化博物館にて、「八幡浜支部研修」を開催しました。
この研修は四国税理士会八幡浜支部主催の研修で年に1回、管内外の税理士だけでなく、各事務所の職員さん達も集めて行われます。
この2~3年はコロナ禍の影響で、開催自体はあったのですが、管内の税理士のみにするとか規模をかなり縮小して行われました。
新年度から、何と私がその責任者に任命され、久しぶりに管内外の方々にもお声がけし、コロナ禍前と同じような規模でやろうと決めました。
悩んだのはテーマでした。前述のようにこの研修は、税理士だけでなく、各事務所の職員さん達も集めて開催されます。
内容が難しすぎるとついてこれない職員さんが出るだろうし、かと言って簡単すぎると税理士には退屈になります。
色々考えた結果、『税理士業務の効率化』でやろうと決めました。
なぜなら、自分が一番興味があったからです。
いや、それもありますが、旬なテーマでもあると思ったからです。
税理士業務は、知識や経験が必要な面はもちろんありますが、実務においては、もの凄い量の情報を整理しながら行わなければなりません。
それをいかに効率的に行うかが肝になってきます。それは税理士はもちろん、職員さんであっても同じだと思っています。
当日は、税理士法人ベルダ 代表社員 林 健太郎 公認会計士・税理士をお招きして、『税理士も知っておきたい!経理業務のミスを減らす仕組みづくり』というテーマで研修を行っていただきました。
http://www.kh-kaikei.com/category/1527441.html
税理士事務所の業務の特性を改めてご説明いただきながら、林先生のご経験を踏まえた様々な事例やExcel・会計ソフトの活用方法をご紹介いただきました。
「作る」⇒「使う」⇒「見せる」という業務の流れの中で、重要なポイントはそれぞれあるのですが、「見せる」という点は僕が一番意識している事です。
クライアント様にとって、いかに有益な情報を“分かりやすく”提供できるか。
作成する申告書の分かりやすさも当然なのですが、それはずっと自分の中では意識すべき事だと思っています。
業務の効率化させる事は、事務所内外において分かりやすいものを常々提供する事でもあると思っています。
さぁ、一番の課題はそれをどれだけ組織的にできるか。
できるかな?じゃなくて、やらないといけないのですが、そは焦らず一歩一歩進めていきたいと思っています。